クイズ馬 トレゾアシチー(フォーティU) 第3戦 引退


友駿愛馬第37号は久々のGTクイズ権利馬。


最近GTクイズ馬は駄馬ばかりで売れ行きも悪く、所持者の口数も減っていることから1口配当が高額に。

そこで、GTクイズ大好きの私ほっさんは馬よりもクイズ当選金目当てでのクイズ馬購入。

申し訳ないが、最初から馬自体には期待はしていないと言っている。


初戦は、本来体質面とトモの甘さが解消できず放牧に出されるところを、これだけ待たせている会員を黙らせる為だけに、完全に追い不足ながら出走して14着大敗。せっかくの初出走による優先権も台無しに。

2戦目もいいところなく13着大敗。

いつまでも体質面とトモの甘さが解消されないようでは、基本どうしようもない。

それでいて能力の片りんが見られないわけだから、とても競走馬としては厳しい。


前走後、6月6日にアカデミー牧場へ放牧に出されました。

8月8日に栗東トレセンに帰厩しました。


8月18日 小倉4R 3歳未勝利 芝1200m 混合戦に出走!!

15着/17番人気。

ま、そんなもんでしょ。


それにしても小倉の芝の短距離戦に出走したいためには出走間隔を空けなければということで馬は元気なのに中10節での出走。

結局は中3節で抽選なしで出馬確定。未勝利末期のこの時期に中10節も空けている悠長な馬など他におらず、優先権持ちと初出走の3頭の次の出走順位で確定。

懇親会でも勝ち上がりは難しいと調教師が断言した駄馬だけあって、馬房の後回しにされているのが見え見え。

この間も我々馬主は経費を払い続けているわけで実にばかばかしい。だらだらと伸ばさず、さっさと使って見切ってくれた方がお互いに負担にならないだろう。

僅かでもこの馬に期待して出資した会員さんへの義理立てか知らないが、単に欺いているようにしか思えない使い方。

結果以上にがっかり。


レース回顧と時計の分析を掲載。

8月21日に引退が発表になりました。

代替馬はシャンゼリゼシチーの2011。

(2012年8月21日完結、9月1日代替馬情報を追記)

2012年6月8日立ち上げ

●前走後、6月7日にアカデミー牧場への放牧を確認しました

 6月5日のクラブ公式HPトレゾアシチーの近況報告でアカデミー牧場への短期放牧予定となっていた我らが愛馬トレゾアシチーですが、6月7日に放牧を確認しました。

 次走は芝を試してみるようで、それは有り難いことですが、いつまでもトモが甘く追い切りも冴えない動きで、弱面のダートで大敗とメンバーの比較的強くなる芝のレースでの好走などあろうはずもないトレゾアシチーですので、正直、放牧しようが帰厩しようがあまり関心はありません、。しかし、見切る前にとりあえず芝のレースもという考えは有り難いですね。ただ、それって出走間隔が空いて出走のチャンスだった2戦目前も言っていたことで、結局力のない馬にパワーの要るダートをまた走らせて大敗と納得のいかない状況になっています。

 今度はちゃんと芝のレースに出してください。それで能力の片鱗が見られないようでしたら、私は別に引退してもらって結構だと思っています。どうせなら乾坤一擲、抜群の仕上げで臨んで欲しいですね。

これ以降は2012年8月11日に作成

●8月8日に栗東トレセンに帰厩しました

 特に状態が悪かったわけでもないのに、出走間隔を空ける為などと言う適当な理由で長々と放牧に出されていた我らが愛馬トレゾアシチーですが、8月8日に栗東トレセンに帰厩しました。

 小倉の芝1200mに出走するために長いことトレセンから追い出されていたわけですから、次走は

 8月18日 小倉4R 3歳未勝利 芝1200m 混合戦ということでしょうね。


 しかし、小倉の友駿ホースクラブの懇親会で佐々木晶三調教師はトレゾアシチーについて「勝ち上がりは厳しい」という評価をされていますし、その思いが、こうやってズルズルと出走機会を失わせているのでしょう。普通に考えてもこれまでの競走内容から勝ち上がりなんて無理ですし、無理に引っ張らなくても駄目とわかっているのなら早く引退させて欲しいですね。だれにも期待されていないなんて馬が可哀想です。

 せいぜい、次かスーパー未勝利を1度使っての2戦で引退です。減量と言わずに、少しでも良い騎手を乗せて欲しいですが。

これ以降は2012年8月16日に作成

●追い切り情報(2012年8月16日更新)

前走前 5月30日 栗東坂路 良馬場 一杯に追う
1回
菱田裕二
4F 55.8
3F 40.7
2F 26.0
1F 12.6
ヒキャクノアシ(2歳新馬)一杯を0.1秒追走0.4秒先着



8月12日 栗東ニューポリトラック 良馬場 馬なり余力

助手
4F 52.1
3F 37.0
1F 12.0[8]
ジンセイハオマツリ(2歳新馬)馬なりの外同入


8月15日 栗東ニューポリトラック 良馬場 強め余力

助手
6F 87.7
5F 70.7
4F 55.1
3F 40.5
1F 12.6[9]
ジンセイハオマツリ(2歳新馬)強めの外アタマ先着
 8月12日、久しぶりにトレセンで追い切られました。芝の短距離に出走したいと言っても、いくらなんでもこんなに空ける必要はないですよね。出走数も少ない馬ですから、いかにいい加減に扱われているかがよく分かります。
 さすがに状態も良かっただけに動きはいいですね。芝が合うかはわかりませんが、能力は出せると思います。これで大敗なら、このあと何度走っても同じでしょう。

 8月16日、直前の小倉輸送の為にそんなに目一杯は追っていませんが、まずまずかな?という程度の動きです。あれだけ出走を待たせておいて、こんな中途半端な状態で出走させるしかないとはあまりにも扱いが雑で心が入っていませんねぇ。弱いとわかっている馬でももう少し大切に扱っていただけたらと思うと残念です。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。放牧先である程度乗られていることを評価してのものですが、雑な仕上げで芝適性が素晴らしかったという以外は大きな変わり身はあり得ないでしょう。

●気になる出馬想定表(8月18日 小倉4R)

出馬想定表 8月18日 小倉4R 3歳未勝利 芝1200m 混合戦 フルゲート18頭 想定数 20頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アスターコリント  7/14 未勝利 中京ダ1400 10 11
ウインブリーザ 中井裕二  8/11 未勝利 小倉芝1800
ガッテンラヴ  8/04 未勝利 小倉芝1200 14 16 12 13 16
キクカバウンダー 幸英明  6/23 未勝利 阪神ダ1400 13 16
グレートサミット  8/04 未勝利 小倉芝1200 13
シゲルアプリコット 国分恭介  7/29 未勝利 小倉芝1200
シゲルシブガキ  7/01 未勝利 中京芝1200 13
スズカサリュート  7/29 未勝利 小倉ダ1000 12 14 18 14 12
スズカドンドン 水口優也  7/15 未勝利 中京芝1200 14 17
スプリングソナタ 武豊  7/21 未勝利 中京芝1400
タツスティンガー  7/07 未勝利 中京芝1600 15 15 15 16
トレゾアシチー 小坂忠士  6/02 未勝利 阪神ダ1400 13 12 14 B−
ハロンワン 川須栄彦 初出走
フォールメドウ 高倉稜  7/29 未勝利 小倉芝1200 11 13
プラチナエンジェル 太宰啓介  7/15 未勝利 中京芝1200 12
マーブルメーカー  8/12 未勝利 小倉芝1200 11 16
メイショウシコウ  7/25 交流 姫路ダ1400 11
  モンハピネス  7/15 未勝利 中京芝1200 15 15 12 16
 5 ローレルイニシオ 酒井学  6/17 未勝利 函館芝1200 11 10

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート18頭のところに現在20頭出馬想定されています。

 鞍上は予想していたお約束の減量騎手ではなく小坂忠士騎手(平地だが)でよほど期待はできます。

 小倉の芝1200mに登録する為に闇雲に”出走間隔を空ける為”と故障でもないのに放牧されていたここまで僅か2戦のトレゾアシチーですが、フルゲート18頭のところ想定数は20頭で、優先権持ちの2頭と初出走の馬の次の優先順位4番手ですので投票すれば出馬は確定です。


 想定通りならこのレースは中3節の馬なら出走できます。

トレゾアシチーのように中10節以上も空ける必要など微塵もありません(怒)。


 懇親会でも師自ら勝ち上がりは無理だろうというほどの馬。アリエルは”あり得る”ようです。いたずらに外厩に稼がせるのではなく、さっさと使って引退させた方が馬主の為じゃないんですかい。

 ・・・というわけで、想像通りですが、虚しさが倍増になりました。

●出馬確定表

出馬確定表 8月18日 小倉4R 3歳未勝利 芝1200m 混合戦 出走数18頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アスターコリント 田辺裕信  7/14 未勝利 中京ダ1400 10 11
ウインブリーザ 中井裕二  8/11 未勝利 小倉芝1800
キクカバウンダー 幸英明  6/23 未勝利 阪神ダ1400 13 16
シゲルアプリコット 国分恭介  7/29 未勝利 小倉芝1200
ショウナンアルプ 浜中俊  7/18 交流 名古ダ1400
スズカドンドン 水口優也  7/15 未勝利 中京芝1200 14 17
スプリングソナタ 武豊  7/21 未勝利 中京芝1400
タツスティンガー 和田竜二  7/07 未勝利 中京芝1600 15 15 15 16
タニノマイルストン 小牧太  7/21 未勝利 中京ダ1200 12 11
トレゾアシチー 小坂忠士  6/02 未勝利 阪神ダ1400 13 12 14 B−
トーホウビート 太宰啓介  7/21 未勝利 新潟芝1000 12
ハロンワン 川須栄彦 初出走
プラチナエンジェル 藤懸貴志  7/15 未勝利 中京芝1200 12
モルトフェリーチェ 藤岡康太  7/28 未勝利 小倉芝2000 11
  モンハピネス 渡辺薫彦  7/15 未勝利 中京芝1200 15 15 12 16
ラメール 高倉稜  7/21 未勝利 中京芝2000 13 15 13 13 10
  ローレルイニシオ 酒井学  6/17 未勝利 函館芝1200 11 10
ワンダージョイア 高田潤  7/29 未勝利 小倉芝2000 12 15 15 12

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

結局中2節の馬で5分の2の確率の抽選でした。トレゾアシチーが小倉の短距離に出走するために中10節も空けていたことがいかに無意味だったかわかります。元々、佐々木晶三調教師が読み違えたというよりは、勝てないし、しかも馬主として何も言ってこない友駿ホースクラブの馬に馬房を使うのが勿体なかったからというのが本音でしょう。完全にクラブはなめられています。いつまでもタップダンスシチーを扱ったお任せして安心な厩舎という思いは捨てなければなりません。完全に師は社台グループの方に体が向いています。

●小倉芝1200mコース解説

 スタート地点は向正面直線の2コーナーのポケット。小倉競馬場は2コーナーのところが最高部になっており、スタート後200mほど下る。
 3コーナーまでの直線距離も479mになり、前半からかなりのスピードが出るコース形態になっている。
 3〜4コーナーのスパイラルカーブでもあまり速度が落ちないため、スピード能力で一気に押し切れるタイプに向いている
 特にサクラバクシンオー産駒は強い
 ただし、4コーナーから最後の直線に入る際のコーナーリングは案外難しい。加速がつきすぎると外に振られてしまう。
 多頭数で外からマクろうとする場合は、かなりの距離ロスを覚悟しなければならない。しかし、馬場の内側が悪化してきた開催後半ならばそれでもいい。
 外差し馬場でのズブズブ決着で、大波乱ということもよくある。
 基本的には逃げ、先行馬が有利だが、とにかく馬場状態がカギ。
 それによって展開、有利な枠順は変わる。
有利な枠順 馬場状態に左右
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント 馬場状態、サクラバクシンオー産駒が強い
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、サクラバクシンオー、タイキシャトル
連対騎手ベスト 武豊、安藤勝己、小牧太、福永祐一、池添謙一
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分10秒3 1分10秒7 1分11秒6
2歳未勝利 1分10秒0 1分10秒9 1分11秒1
2歳500万 1分10秒0 1分10秒5
2歳オープン 1分09秒9 1分11秒6 1分10秒6
3歳新馬 1分10秒6 1分11秒1
3歳未勝利 1分09秒6 1分10秒3 1分10秒7 1分12秒7
3歳500万 1分09秒6 1分09秒9 1分11秒3
古馬500万 1分09秒2 1分10秒1 1分10秒5 1分10秒4
古馬1000万 1分08秒6 1分08秒8 1分09秒8 1分09秒4
古馬1600万 1分07秒9 1分09秒2
古馬オープン 1分08秒0 1分08秒0 1分09秒3

●騎手は小坂忠士騎手(ほっさん評価 平地「E」 障害「A+」)

 今回のトレゾアシチーの鞍上は最近の佐々木晶三調教師の傾向として、明らかに能力の足りない馬は減量3キロのアンチャン騎手でしたから、今回もそうかと思いましたが、中堅の小坂忠士騎手でした。

 小坂忠士騎手と言えば障害では重賞7勝のコウエイトライなど一流。平地では毎年一桁の勝ち鞍で、地味という印象です。しかし、昨今シャアとのコンビで平地でも多少活躍されています。


 今回のトレゾアシチーは平地ですが、新人騎手よりもはるかに期待度は高く、彼で大敗なら、もうアッサリ引退でいいですね。勝ち負けどころか掲示板どころか8着以内の出走奨励金も厳しいでしょうが、1つでも上の着を期待しています。


 ほっさん愛馬への騎乗は今回が初めてです。


 2012年8月16日現在、JRA通算116勝。重賞は障害ばかり12勝。GT勝ちはありません。平地では通算55勝、勝率3.2パーセント、連対率7.6パーセント、2012年はここまで3勝、勝率2.5パーセント連対率4.2パーセント。昨年(2011年)が、2勝で勝率1.4パーセント、連対率7.7パーセントだった。実に低すぎる数字だが、障害では通算61勝、勝率11.3パーセント、連対率22.7パーセント、2012年はここまで8勝、勝率23.5パーセント連対率35.3パーセント。昨年(2011年)が、5勝で勝率8.8パーセント、連対率19.3パーセントと超一流の成績。

 できれば障害戦で乗って欲しい騎手。


 小坂 忠士(こさか ただし)、1983年2月7日生まれの29歳、JRA(日本中央競馬会)の12年目の騎手である。騎手免許は平地競走、障害競走両方の免許を所持しているが、現在は主に障害競走への騎乗が多い。所属はデビューは栗東の境直行厩舎だったが、2004年12月20日に栗東フリーに所属変更した。兵庫県出身。

 1998年、JRA競馬学校騎手課程に第17期生として入学する。同期には川島信二、大庭和弥、田中亮騎手らがいる。

 2001年、JRA競馬学校騎手課程を卒業し騎手免許を取得する。デビュー時の所属は境直行厩舎だった(兄弟子は石橋守、藤田伸二、荻野要。ただし小坂と同時に所属したことはない)。3月3日、初騎乗となった阪神4レースでは、1番人気だったキクノプロスパに騎乗して2着となったが、同日第7レースで騎乗した2番人気のブリッジシャトーで勝利しわずか2戦目でJRA初勝利を挙げる。3月6日には地方競馬に初騎乗。6月23日に障害レース初騎乗、7月21日に障害レース初勝利を挙げ、8月18日に新潟ジャンプステークスで重賞初騎乗。6着となった。1年目は平地5勝、障害1勝だった。

 2002年、愛知杯にナムラサンクスで平地重賞初騎乗(4着)。

 2003年、阪神スプリングジャンプをカネトシガバナーで制し重賞初勝利、同馬にて障害GT中山グランドジャンプにも初騎乗を果たす。

 2004年、12月20日にフリーに転身する。

 2005年、2月23日に地方競馬で初勝利を挙げる。

 2006年からはコウエイトライとのコンビで障害重賞を7勝。

 2011年、2月26日に障害含む通算100勝を達成。平地でも毎年勝ち鞍がある。


 「積極的な騎乗が売り。コウエイトライとのコンビは印象強く、2010年には京都の未勝利で単勝8490円の伏兵馬を先行態勢から1着に持ってきている。2009年にも単勝7080円の穴を出した(この時は差し)。障害の1番人気馬での成績は[16・15・4・14]の連対率.633。中山の大障害コースでは勝っていない(最高は2着)。平地は年に数勝で、2010年&2011年の5勝のうち4勝がシャアで挙げたもの。気を抜く気性の同馬で工夫しながら結果を出している。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手)

これ以降は2012年8月17日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「タニノマイルストンは初戦(2000メートル)以来の芝だが、当時は行きたがって頭を上げたり、フラついたり。軽い走りで芝向き。レース慣れした今、1200メートルなら。シゲルアプリコットは先行して手堅い。モルトフェリーチェも有力。」


短評は「高配含み」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
ショナンアルプ
ウインブリーザ △△
タニノマイルストン
トレゾアシチー
モンハピネス
スプリングソナタ
トーホウビート
シゲルアプリコット
モルトフェリーチェ △△
ラメール
プラチナエンジェル △△ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
シゲルアプリコット 3.5
モルトフェリーチェ 5.0
プラチナエンジェル 6.4
ウインブリーザ 7.3
タニノマイルストン 9.9
中  略
モンハピネス 40.4
トレゾアシチー 48.5
ワンダージョイア 50倍以上



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
トレゾアシチー 33 33 32
シゲルアプリコット 67 50 67 65
ウインブリーザ 71 64 71 66
タニノマイルストン 54 32 40 53


デイリー馬三郎

吉田順一 本紙の見解

「シゲルアプリコットは芝の6F戦でB、A着。とりわけ好位から動いた前走が秀逸で、メンバー緩和のここは連軸に最適。滞在効果+距離短縮の○に注意。」

◎ シゲルアプリコット
○ モルトフェリーチェ
▲ スプリングナタ

以下省略

トレゾアシチーはもちろん無印 本紙どころか全13記者とも無印><

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

トレゾアシチー(13着)

 「スタート後、芝のコースはスムーズに追走しましたが、ダートに入ると砂を被るのを嫌がってしまい、上手く流れに乗れませんでした」(菱田裕二騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

 「帰厩後の動きが良かったので期待していましたが、砂を被ったのを嫌がり動くことができませんでした。乗り役の話で、スタート後芝のところでは問題なかったようなので、次走は芝のレースに登録したいと思います。しかし、優先権がないので一旦アカデミー牧場へ短期放牧に出して調整します。帰厩については想定の状況を見て判断したいと考えています」(佐々木晶三調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

トレゾアシチー

 「短期放牧明けでも仕上がりは悪くない。ただ、前2走からスピード不足の印象だね。」(佐々木晶三調教師・デイリー馬三郎)

 「輸送があるので余裕残しで稽古を行いました。休み明けと初コースとなりますが条件的には合っていると思うので好走を期待します」(佐々木晶三調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●ほっさん予想

 相手関係には非常に恵まれているレースですが、過去2戦のトレゾアシチーの走りを見ているととてもレースで走れるような馬には思えません。芝適性が抜群ならガラリ一変もあるのでしょうが、追い切り本数も少ないですし、直前輸送も気になりますし、目一杯に仕上げていませんしで後ろから数えて1〜3番手くらいでしょうか。今更中途半端に7、8着に来ても、あとはスーパー未勝利戦しかありませんし、どうしようもないですが。

これ以降は2012年8月18日に作成

●レース 

 トレゾアシチーのスタートはさすが中堅の小坂忠士騎手、上手く出します。しかし、二の脚のスピードで負けズルズルと後ろに。16番手になります。

 残り800mのところであまりに位置が後ろ過ぎたこともあり押し上げようとしますが、ここで僅かにしか使えない脚(50mが限界)を使ってしまい一杯に。あとは前にいて垂れ方が尋常ではなかったモンハピネスをなんなく交わし15着。

 ラジオNIKKEIの中継でも”あとは離れています後方4頭”と雑魚ひとまとめで片付けられ、全く見所もなく流れ込んだだけ。もう終了で結構でございます。

●時計の評価

 今回のトレゾアシチーの走破時計1分10秒8良馬場は、小倉芝1200mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分09秒6良馬場ですから、そりゃ15着になりますわ。佐々木晶三調教師がレース前に言っていたようにスピード不足は明白です。どうしようもないですね。

 私はこの馬に”素質がある”と言っていた佐々木晶三調教師の馬見が気になって仕方ありません。

●レース後の騎手・調教師のコメント

トレゾアシチー(15着)

 「条件があっていたので変わり身を期待していましたが、ペースも速く直線も差を詰めることが出来ませんでした。結果を出せず残念です」(佐々木晶三調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 いつもの特別出走手当のみの331000円。1口599円ですね。2か月に1度しか出走しないのに、1月の預託費の半分しか稼ぎません。私なんかGTクイズもからっきしで大赤字です><。

●今後の展望

 芝もダートもワンハンドレッドパンチ足りませんし、スーパー未勝利戦に出られる資格があったとしても引退して然るべきでしょう。だれも文句は言わないと思います。

●最後に

 私はGTクイズに投票したいというだけでこの馬を購入したわけですから、この惨状をなんとも思わないですが、中には馬に惹かれて購入したという人もいるでしょう。トモが弱いだなんだと、クラブはどうしようもない馬を募集しすぎです。こんな勝ち上がり率では到底会員は毎年大赤字で勝つ喜びも味わえず、離脱して他の勝ち上がり率の高いクラブに移籍することは当然です。

 どうしようもない馬しかいないんだったら募集しなきゃいいのに。なんらか問題のある馬を超安価で取得してきて、会員に募集に出し、その利益で運営しているようなものです。


 さあ、代替馬の出る世代ですが、どんな馬が来ますか。もう正規募集馬に振り分けてくれたら嬉しいですけどねぇ。ま、代替専用駄馬なんでしょうね。

 おそらく引退だと思いますが、進退が発表されましたら、次特集、或いは引退記事を追加いたします。

これ以降は2012年8月21日に作成

●8月21日に引退が発表になりました

 以下は8月21日に発表になりましたクラブ公式HPトレゾアシチーの近況報告です。

先週のレースは、スタート後行き脚が付かず後方から追走しますが、差を詰めることが出来ず15着となりました。佐々木師は「条件があっていたので変わり身を期待していましたが、ペースも速く直線も差を詰めることが出来ませんでした」とコメントしています。なお、関係者と協議した結果、未勝利戦もなくなり登録出来ない状況から誠に残念ですが在厩を断念することとなりました。このような結果となっていまい誠に申し訳ございませんでした。所有会員様にはお知らせをお送りしますのでしばらくお待ちください。

 ということでめでたく?引退になりました。

 しかし、

スピードがないのに条件が合っていましたっけ?

まだ僅か3戦でスーパー未勝利には出走できるんじゃなかったですか?

代替馬の選定に入っていますというお約束の言葉がなく、これって代替なしバージョンをコピーペーストされているようですが・・・

 などと最後の最後まで会員を馬鹿にするような適当な文章で終戦を迎えてしまうわけですが。



 結局、こんなどうしようもない馬を”タップダンスシチーを手がけるなど友駿ホースクラブにはファンの多い佐々木晶三厩舎ブランド”ということのみで売ってしまうべく募集にかけ、調教師もクラブも気合いが入らないまま、僅か3戦で全くいいところなく引退の時を迎えました。

 この間ずっと預託会費を支払い続けた会員の負担などあざ笑うかのごとく失礼な内容でした。私は近い将来友駿ホースクラブはやめるつもりですのでもう今更いいですが、せめて最近入って来た会員さんだけにでもちゃんとしたクラブライフを送らせてあげて欲しいと思います。

 駄馬を使うのはいいですが、会員に負担がかかれば脱会に歯止めがかからないことは当然でしょう。


 トレゾアシチーは最初からトモが甘く競走馬にはなれない位の馬でした。それを無理矢理やらされていたのですから迷惑な話だったでしょうね。馬は何も悪いことはありません。頑張ってくれました。ありがとう。

これ以降は2012年9月1日に作成

●気になる代替馬はシャンゼリゼシチーの2011

 8月31日にトレゾアシチーの引退の報告と代替馬のご紹介が来ました。

 シャンゼンゼシチーの2011です。父カンパニー、母父ブライアンズタイム。作田誠二厩舎預託予定です。姉は2008年産のマリアンヌシチー(父リンカーン)で、無料提供馬でついてくるオバマシチー欲しさに1口買いましたが、それはもう散々な成績で未勝利のまま引退し代替馬となりました。

 これだけ仔出しが悪く、しかも母も1勝馬ということでそれ以上は期待できず、また預託予定厩舎の作田誠二厩舎も私とは相性の悪い厩舎ですから、私としては珍しくいただかないことにしようと思います。

 4000円の補償金を貰って、その分で、来年無料提供馬となる愛馬エスポワールシチーの全弟を取得すべく何かの馬を買いたいと思います。

最後までご愛読ありがとうございました

これを持ちまして、2010年12月16日から追いかけ続けた愛馬トレゾアシチーの特集は終了させていただきます。

2012年6月8日立ち上げ 8月11日、12日、16日、17日、18日、21日、9月1日加筆

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トレゾアシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 6月 2日 第2戦 3歳未勝利 阪神ダ1400m (13着/12番人気)

2012年 4月14日 デビュー戦 3歳未勝利 阪神ダ1200m (14着/13番人気)